inazuma

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のinazumaのレビュー・感想・評価

4.2
全編ワンカット!…のように見せる手腕が素晴らしい。そしてカッコいい。
特にワンカットで時空を越える瞬間なんかすごくカッコいい。
例えば、カメラが部屋をぐるっと見回していく→部屋の左側にオッサンがひとりでいる→カメラの向きが部屋の右側にいくと、さっきまで左側にいた同じオッサンが複数人と会話している。服も着替えてるし外も夜から昼にいつの間にかなっている。この感じ。良いですね~。こんな感動が次々起こるわけです。
いったいどうやって撮ってどうやって編集してるのかめちゃくちゃ気になる。メイキングが見たい!!ドリフよろしく早着替えしてるのかそれとも編集なのか…この境目が分からないところがまたクセになる。

役者も最高!
ブリーフ一張羅が眩しいマイケル・キートンの勇姿たるや!
ステージの上でならいくらでも勃○できる変態イ○ポ役者をエドワード・ノートンがキレキレに怪演。
そして『女王陛下のお気に入り』の記憶も新しいドSフェイスのエマ・ストーンは超かわいい。
さらに『ハングオーバー』で"幼いニート"イメージが強かったザック・ガリフィアナキスが本作ではちゃんと仕事しててデキる男になってたのも良かった。
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