ひろゆき

きみはいい子のひろゆきのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
3.7
銀幕短評 (#80)

「きみはいい子」
2015年、日本。 2時間1分。

総合評価 73点。

弱者を打擲(ちょうちゃく)する手は、わが身をも打ち据える。心のこもる慰撫を受けた者は、受けた恩をひとに施(ほどこ)す。

ひとの勧めで映画を観るのは、久しぶりだ。われらがフットサルチームの監督のいうことには、従うべきである。 試合のとき以外は。

脚本がとてもいい。3つのストーリーが並行し、重なるか重ならないかのところで、静かにそれらは進展する。途中まで正直 ねむたい。が、冒頭の不穏な流れが、次第に変化し始める。果たして、彼らに救いはあるか。

呉 美保監督の初見。高良健吾(「悼む人」のひと)、尾野真千子、池脇千鶴、富田靖子ら。雑な演出が二度ほどあり、残念ながら減点対象となる。それを除くと、完成度は高い。代表作であるらしい「そこのみにて光り輝く」をこんど観てみよう。