3D字幕
ワイヤーを伝ってビルの間を歩く。
ただこれだけの映画を最新鋭の技術を、駆使して手に汗握る娯楽へと昇華させてしまうロバート・ゼメキスの手腕に脱帽せざるを得ない。
今はなきワールドトレードセンターにワイヤーを張ってその間を歩く。その無帽な挑戦を嬉々として受け容れる仲間たち。前半から中盤にかけてはそんなユニークな仲間たちの活躍も見所。
メインとなるはワイヤーを渡るラスト20分。浮遊感、立体感は過去の実写3Dでは最高レベル。
映画とは非日常を体感させてくれるものだと私は常々思っているが、それを嬉々とある意味究極に味わえるのがこの映画の醍醐味だと思う。
