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レヴェナント:蘇えりし者のOtunのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
4.3
仕事で忙殺され泣く泣くスルーした春先映画を取り戻し週間という事で、
目黒シネマにて『レヴェナント』と『追憶の森』。
歯噛みして断念した二本だったので、浮かれ気味に行って来ました。


『レヴェナント』
こちらも大好きイニャリトゥ作。目黒シネマ最高。
作品は、やはりの撮影監督ルベツキ無双健在。
ものすごいスペクタクル映像の中(撮影死ぬほど大変そう)、ちっぽけな人間の、『生』へのみっともないまでの執着。
スゲー。
ある種、タランティーノよりドぎつい。
生きるための執念、その描写の数々。

ディカプリオもビトーコルレオーネみたいな喋り方(首をクマにやられとるからね)で、THEガマンみたいな撮影をやりきった勲章ですね、アカデミー。

途中、『お。バードマンっぽい!』とかなカットもあったりで楽しかった。
長い映画だけど、全然最後まで行けました。
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