フィリップ・ガレルの観る
父モーリスの若かりし頃の物語
を息子ルイ主役で
役名もモーリスでなくルイです
涙ぐむ女性のオープニング
夫引き留めるが家を出るルイと
ベッドで会話を聞いてる幼い娘。
妻子捨てて愛人と過ごす物語か
なが少し違うようでした
良かった
父が亡くなる２年後ぐらいの公開のよう
で父への思いはとても強く､ガレル一族
への愛情もかなり強い
家出ても娘とのフレンドリーな交流は
続き叔母にあたるルイの妹も度々登場。
恋愛映画というよりもルイを支える
ファミリーの物語のよう
ルイ､娘､妹に対しては好意的なのに
反して愛人の扱いはかなり冷淡で
悪意すら感じる
三人の血の繋がりの強さを見せるため
に用意されたネガティブな存在
妻の扱いも似たようなものでシビアに
血縁にこだわってますね
ジェラシーは深い信頼関係には概ね
存在しないかな～と思う
妬みと嫌悪は近い感情ではないかなと。
劇中で一番にジェラシーを感じる人を
見てると､だろうねであります
やや面倒くさい性格のルイが娘と妹と
過ごす時間はとても穏やか
マイナスの激しい感情が動いてるよう
でプラスが動く瞬間がとても良いな
音楽の入れ方やはり上手いです
