まみた

おんなのこきらいのまみたのネタバレレビュー・内容・結末

おんなのこきらい(2014年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

キリコ、ああ。ない、ないわー
こういう女の子苦手やわー。
こんな子近くにいたら
自分のないもの全部持ってるから嫉妬してしまって
無視してしまいそう。
自分の中の黒いものが炸裂してしまいそう。

なんて思っていたけど、高山に出会って
どんどん彼女が変わっいくのを見て
彼女なりの葛藤とかも見えてきて
どんどん感情移入してしまって
結末には苦しすぎて、もらい過呼吸なりそうだった。

人に対して傷つけたり、ぞんざいな扱いすると
後から全部自分に返ってくるものなんやなあ。
自分のことしか見えてないと
うまくいかないことだらけだけだ!なんて思ってしまうけど
すべてブーメランで自分の元に戻ってきているだけで
うまいことなってるもんやなあ。

登場人物の男性たち、物申したい人たちばっかやったけど
中でも高山がいちばんひどい。
キリコに、媚びる女はどうとか言うてたけど
ユリエだって、キリコに対して上から目線やし
できる女アピールでしょうもないで。

思わせぶりな態度とる人がいちばん嫌い。
何言われても断れない人も。
バカにしとんかって思うわ。
人のこともてあそんでさ、
こっちは小さいことでも一つ一つの出来事に一喜一憂して
全部に全力なのに。
最後は言わすだけ言わして去っていってさ。

キリコ、最初はむかついたけど。
強く生きて。しあわせになってよ。
まみた

まみた