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ゴジラ キング・オブ・モンスターズのnaokiのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これはすげー!歴代ゴジラ観てないから、個人的には前回のハリウッド版ゴジラ、シンゴジラと続いて3作目だけど、前回のハリウッド版を遥かに凌ぐ傑作だった!

怪獣との交信を可能とする機器が完成し、それを使ってテロリストたちが地球のリセットのために各地に眠る怪獣達を呼び起こしていくというストーリーは、とにかく怪獣全部出しをする上で文句ないものだった。

モスラが現れて空が明るくなるシーンだったり、芹沢博士の「さらば、友よ」だったり、ハイライトはいっぱいあるけど、やっぱりゴジラが戦闘機を従えてギドラに向かっていくところはやばかった!あれをやりたいがためのストーリーのような気さえする。

ゴジラの住処の描き方とか、怪獣たちの関係性を神話から解いていくところとか、この辺はハリウッド版オリジナルなんだろうけど、めちゃくちゃ自然に描かれていて見事だったなあ。

シリコンバレーが大好きなので、トーマス・ミドルディッチが出てきたのは嬉しかった、、しっかりと笑いの起点になっていてよかった。そこだけでも最早高得点。

ギドラとゴジラの対決ももちろん素晴らしかった。ラスト、ギドラの首を咥えているゴジラの演出もよかったね。でも怪獣たちがゴジラに敬意を示すシーンだけはなんかなあ。おぎやはぎ小木のハムスターが会釈する話を思い出して笑ってしまった。まあ取るに足らないことなんだけど。

ともあれ、ど迫力のビジュアルとサウンド、わかっているなあと感じさせる脚本・演出でもって怪獣映画の魅力を存分に発揮させてくれる素晴らしい傑作だった。ゴジラかっけー!
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