世間の女子よりロコメに詳しいタコ社長。
だって心満たされるんだからいいじゃないか
というテンションで鑑賞。
何処かで見たなこの男…あ、ライオットクラブのヤリチンもどき…
この人は常にエリート大学に行くのかいと、今回もハーバード進学。
対する主人公リリーコリンズなんか、最初からボストン大を勧められる。
映画ソーシャルネットワーク最初のバールでのシーンででジェシーアイゼンバーグはハーバードで、その彼女ルーニーマーラはボストン大だったのを思い出すと、この二つの大学には学力の上下関係があるらしい。
なんだいけすかん彼氏。
と、早くもタコ社長はリリーコリンズに肩入れ。
そのまま見続けると、すれ違いとはいえ、これは野郎が悪い!
とヒロインの親友のピンキッシュと肩を組みたくなってくる。
そしてイギリスのシングルマザーへの寛容さ。とくに両親の。
そして普通の恋愛映画よりも波瀾万丈…結局子供のお父さんは誰になるんだい?
意地の張り合いからすれ違い始めた二つの世界線が何度も交わり一つの線になる。
そういうことを、エンターテイメントとしてみせてくれるので、本作はアタリ。