現代版『アメリカン・ビューティー』って感じ。観た後はしばらく端末から距離を置こうと思ってしまう点では、これはデトックス映画だな。
ポルノサイト、出会い系サイト、オンラインゲーム、SNS…。どれも使い方を間違えると有害なものばかりなのに、これらの全てを司るネット自体の利便性は否定できない。一概に全否定できないからもどかしい。
男も女も子供も、良い意味でも悪い意味でも結局はオンラインに生活を支配されてるっていう。生活の一部として馴染むネットを好都合とするか脅威とするか。そんなこと考えてる時点で私達はもうネットに取り憑かれてるんだな。
あの件が発覚した直後というのに偶然にもアンセル・エルゴートが出てる映画を選んでしまった。もう普通に見れない。宇宙規模で考えれば全部無意味に見えるからってネットの世界に行くのは違くない？
めちゃめちゃ端役でティモシーがいた。オラオラジョックだったけど。
