大学で起きた銃乱射事件でひとり息子の ジョシュを亡くしてしまった父親 サムの再生の物語。…と思いきや、想定の斜め上をいくような展開に、あ然としたまま感情がまるで追いつかない。
いや、凄いわ…これ。
気持ちに刺さったささくれがチクチクと痛み、地に足がつかない感覚のまま迎えるエンディング。涙がひと粒ツーっと流れたけど、でもそれは感動でもなければきっと、同情でもないんですよね。
なんというか、ホントに他に類をみない作品なんだと思います。
俯瞰で語ると、心証の反転をここまで見事に起こさせるストーリーの展開と演出の秀逸さ、とにかく素晴らしい。
マジで、ヤラれましたわ…
もしこれから観られる方には、どーかひとつ!これ以上の予備知識を入れることなく鑑賞していただきたいっ!と切に願います。←十分ネタバレしちゃってますが^^;
クェンティンら青年たちと奏でる音楽は最高ーに良いです!
エンディングでは溜息しかでなかったけれど…間違いなく、記憶にずっと残るであろう作品になると思われます。
ラストカットが印象的で凄く好きだ^ ^