日本公開を楽しみにしていた作品でしたが、私の住む地域では上映されなかった悲しい思い出。劇場でも見たかった・・・。
脚色もあるでしょうけど、この物語の中では、スティーヴンとジェーンの男女としての愛はかたちを変えてしまうけど、出会ってよかったと心からそう思える絆が二人にはありました。
あらゆる困難を一緒に乗り越え、長い年月をともに過ごした二人が創り上げたものがそれを証明している。
だからこそ、ラストの演出は美しく、素晴らしかったです。
エディ・レッドメインの役への入り込みが凄いのは言うまでもなく。作品ごとにまったく違う顔になる。役者って凄い。
病と戦いながらも研究を続けるスティーヴンの、「命ある限り希望がある」という言葉が重く響きました。
素晴らしい作品に出合えて良かった!