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博士と彼女のセオリーのNAOKIのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
3.7
前回レビューカンバーバッチの「ホーキング」から続けての「博士と彼女のセオリー」

「ホーキング」から10年後にやはりイギリスによる映画化…前作の物理学の功績と合わせて彼の恋愛…家族と…より人間・ホーキング博士に踏み込んだ内容になっています。
こちらも前作同様見ごたえのある内容でやはりエディ・レッドメインの好演が光ります。

しかし、ホーキング博士は去年亡くなりましたが…生前シンギュラリティに関しての警鐘を鳴らしていました…
このままAIの研究が進めば近い将来「AIが人間を越える日」がやって来てしまう。
そうなる前に人類はAI研究を一旦止めるべきだとおっしゃってました。

アインシュタイン以降もっとも宇宙の真理に近づいた人の警鐘を誰も聞こうとしていませんが大丈夫なのでしょうか?
おれはマジで心配です💦

しかし、この映画を観ると男と女の間にある神秘は宇宙の真理に負けないもんだな…と痛感させられます。

この「博士と彼女のセオリー」「ホーキング」の2本は高校生の息子のリクエストでした…博士が亡くなった翌年にこの2本がちゃんと観られて良かった。

息子から聞かれるかも知れない…「ブラックホールって間近に見たらどんな風に見えるんだろう?」
「事象の地平線というやつだな…そこを越えるともう戻れない…近づくと時空さえねじ曲げられほんの少し離れただけでまったく時間の進みかたが変わってくる…こっちの一時間があっちの20年みたいな…」

「それ…『インターステラー』じゃん!」

おれの量子物理学はスクリーンの地平線を越えない😁💦
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