シネマJACKすぎうら

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのシネマJACKすぎうらのレビュー・感想・評価

4.0
冒頭のタイトルバックが流れてるシーンで暴れまわる怪物が、気のせいか「フォースの覚醒」に出てくるヤツと似てるような 笑。。

既にあちこちで言われてることだが、前作に比べ、何故か映像が全体的に明るい。個人的には観やすくなって有難いかぎりなのだが(笑)。何故なんだろう。
冒頭、地球のシーンから始まる明るいトーンの映像に合わせたから?よりファミリー向けにしようという目論見??

今回はかなりスケールのでかい相手をめぐる闘いとなっていたが、破綻せずに上手くまとまった期待通りの出来だと思った。
あの悪役(?)像は、なんだか「ルパン三世」の劇場作品一作目に登場する”マモー”を少し思い起こさせるキャラ設定だったような。性格はかなり違っているが 笑。

思えばこのシリーズ、なんだかワイスピ・シリーズとの共通項が多いような。
血縁を超えたファミリー愛の物語だし。
「昨日の敵は、今日の〜」ってな要素もあるし 。
今回はヨンドゥがいい味だしてくれてます。

それと、ドラックスはひたすらバカ明るかったなあ。前作の影の部分があまり出てこなかった。もしかして次回は、、
などと今後への妄想が、これまた掻き立てられるいいシリーズになってきた感が(笑)。

そうそう、私の世代の日本人にとっては、”WALKMAN”の懐かしいロゴが
映されるのも嬉しい一本なのである 笑。
また、スペース・オペラとしてのプロダクトデザインも「スター・ウォーズ」より「フラッシュ・ゴードン」寄りな点も好感度高し。

極端な言い方をすれば、ブリキの宇宙船から夢を膨らませたあの頃の、オモチャ箱をひっくり返したような物語世界が、私にとっての最大の魅力と言えるのかもしれない。

本作の動画レビューUPしました!
https://youtu.be/aDtt5hXda60