ある日突然、余命僅かと宣告を受けた主人公が、心静かに運命を受け入れる物語。
勿論、最初はこの運命を受け入れられません。
すると突然、悪魔が現れて大切なものと引き換えに命を延命すると囁きます。
大切なものには大切な思い出があります。
延命(1日ですが)するために大切なものを失くす主人公は、これまでの過去をそれぞれ思い出す。
過去を旅するがまだまだ(運命を受け入れる)決心がつかない。
最後に背中を押してくれたのは・・・
両親との思い出、数少ない親友との思い出、そして別れた恋人との思い出が走馬灯のように過ぎてゆく。
北海道の暖かい景色(小樽と函館)、アルゼンチンのカラフルな街並み、そしてブラジルのイグアスの滝の壮大な景色と、絵画のように美しい映像は見応え満点です。
ヒューマンなドラマと美しい映像のコントラストが良かった。
ストーリーをより際立てているように思えた。
HARUHIの主題歌「ひずみ」も余韻が残り良かった、気に入りました。
試写会にて鑑賞(公開3日前)。