白石晃士が描く12篇のオムニバス作品。
ホラー映画好きのヲタクたちと鑑賞〜！
白石監督がこういった作品を撮っていたとは知りもしなかったのでビックリした。
割とネットミームになっている作品も多く、再度鑑賞してもどれも強い衝撃を与えてくる粒揃いのオムニバス達。
オムニバスなだけあって、クリーチャーや浮浪者、フェイクドキュメンタリー(多分全作品)といった監督要素ごった煮作品になっていて、白石監督の陰と陽が表現に込められているといっても過言ではない、純度の高い白石作品みを感じた。
特に印象に残ったのは、幽体離脱実験の話だったかもしれない。
10分あるかないかの短時間中に起承転結がしっかり描かれているのと予想を上回る事象が科学者達を困惑させるし、間違いなくスキャナーズオマージュを感じるシーンがあって嬉しかった。
ずっと監督の作品に感じていたんだけども、やっぱりクローネンバーグからも少なからず影響受けているよな...
