さすらいの雑魚

超・暴力人間 デラックスのさすらいの雑魚のレビュー・感想・評価

超・暴力人間 デラックス(2014年製作の映画)
3.8
20分の短編映画ですが密度と濃度はMAX!白石晃士監督の短編の凄さは超高品質ショートムービー 恋のクレイジーロード で驚愕のうちに確認済みでしたが、本作でも異能を爆発♪リモートの舞台挨拶で言われてましたが、とある大人の事情で空いてしまったスケジュールに撮ったのが超暴力人間との事で監督の怨念が映画のなかにぶち撒けられてる感ありありで、冒頭から不快不潔罵詈雑言の高速連射にワキガオメガがシャベルでショブルとまるで人がイモ以下の扱い。鬱憤溜まってるなぁって感があるが、映画の恨みを映画で晴らすってのは映画人的に正しく思えるので大人の事情もっとがんばれってのは嫌な消費者目線ですねm(_ _)m
主演の宇野祥平も罪の声や深夜食堂で我々を魅せたのとまったく違うダークサイドを解放し実に愉しげに 正義の味方の暴力人間 してたヽ(`▽´)/