勝ったのは農民だ

ナイスガイズ!の勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

『21ジャンプ・ストリート』は面白かったので、同じ「男2人のバディモノのコメディ映画」として、ずっと気になっていた今作を鑑賞しました。

今作のシェーン・ブラック監督作品。
他には『アイアンマン3』や『ザ・プレデター』とかありますが、自分はこれが初めての鑑賞です。

※今回もラストまでネタバレします。未見の方は読まないことをオススメします。🙇🏻‍♂️


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【主要キャスト】

個人的にラッセル・クロウ出演作品は久しぶりの鑑賞です。
役作りで今作のキャラクターに合った体型にしたのか、自分に合った役を選んだのか分かりませんが、正直、今作のラッセル・クロウは太り過ぎだと思います。🤦🏻‍♂️

自分の中でラッセル・クロウは、『グラディエーター』や『ビューティフル・マインド』『シンデレラ・マン』みたいなアカデミー賞常連のイメージが強かったんですが、

しばらく映画を観ない間にすっかり今作みたいな「キレやすい暴れん坊キャラ」になっていました。😅

でも今作では、
彼の相棒のライアン・ゴズリング演じるホランド・マーチが探偵なのにあまりに馬鹿過ぎて、

そのラッセル・クロウ演じるジャクソン・ヒーリーがかなりまともに見えました。

ライアン・ゴズリングはこういう役を演じるのは役として目立つし絶対に楽しいと思います。
それとなぜか『LA.ギャングストーリー』といい『ラ・ラ・ランド』といい、LAが舞台の映画が多いですね。🇺🇸


そして、全然知らなかったんですけど、ホリー・マーチを演じたアンガーリー・ライスも良いですね。


敵も味方も馬鹿ばっかりの映画なので、

そんな中で彼女のしっかり者具合が余計に目立ちます。 💮


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【探偵モノですが…】

2人組の洒落た探偵コメディって意味では、日本映画の『探偵はBARにいる』もそうですし、話の太枠自体は全然珍しい話ではありません。


ただ、自分はコメディだと思ったんですけど、いろんな要素が盛りだくさんです。
ウィキペディアでも今作は「ミステリー・クライム・スリラー・アクション・コメディ映画である。」って説明がありました。ジャンルが多すぎて訳が分かりません。🤷🏻‍♂️


でも、探偵モノらしく

①上記の主役のキャラクターの魅力、

②シェーン・ブラック&アンソニー・バガロッツィが担当した、伏線回収のうまい脚本

③ちょこちょこ下ネタやエロさが出てくる点

④ジョン・オットマンが担当した洒落た音楽🎶、

⑤ショーン・ブラック監督のアクション演出の面白さ。



特に、②伏線回収のうまい脚本で、

ライアン・ゴズリングが居眠り運転した時の夢の内容が後の話にちゃんとつながってくるのもうまいと思いましたし、😴

舞台が1977年のLAなので、今作のラストで提示された問題「これからデトロイトの自動車産業がどうなるか」が観ている観客は知っているわけですから、スッキリします。🇺🇸


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【シリーズ化希望です。】

結末を言ってしまいますが…、ラストで主役2人は完全にバディ化します。

だからシリーズ化して、それからの彼らを描いた続編が出ても全く驚きませんし、それを観たいとも思います。

個人的には映画館で観るような映画では無いんですがAmazon PrimeVideoで気軽に観られたこともあり、観たら充分に満足できる作品です。♨️