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デッドプールの地球へのレビュー・感想・評価

デッドプール(2016年製作の映画)
4.2
毒舌家で自己中心的、そんな型破りなアンチヒーローが復讐劇を遂げるアクションコメディLOVE映画。

本作はマーベルコミックの一作品であり、「X-MEN」シリーズのスピンオフ作品であるがかなり毛色が違う。
R指定作品でありエログロな描写もけっこうあるが、なかなか見応えのある楽しいヒーロー映画に仕上がっている。

主人公はアメリカ軍の特殊部隊出身の経歴を持ち、高い戦闘力とド派手なアクションは納得する。
しかし、型破りないいかげんな性格はヒーローとしては異色すぎる。しかしながら、今後(続編)も変わらず異色のヒーローを期待します。
こんなスーパーヒーローもありです(好きです)。
何故か「こち亀」の両津勘を思い出しました・・・

ストーリーは前半がハイウエイでの銃撃戦、後半は解体中の空母の上での闘い(ミュータントvsミュータント)のみ。
そして過去の悲惨な体験(ミュータントになるまでの)とLOVE物語が挿まれているだけのシンプルな展開。
シンプルな分だけ、ド派手なアクションと少しお下劣な毒舌等が冴える!

観客に話しかける演出(第四の壁を破る)で、ヒーローが本当に身近な存在(ミュータントとしての能力は大きく離れているが)となる点も良かった。
続編(あると思うが)が楽しみな作品でした。

観そびれていた映画を1日サービスデーにて鑑賞(字幕/2D)。
20時以降の上映でしたが満員でした。
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