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セッションの地球へのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
4.3
一流ジャズ・ミュージシャンを目指す若きドラマーが夢を叶えるため名門音楽校入学、鬼教官のもとで狂気のレッスンがスタートする。
行きつく先は栄光か挫折か・・・

情熱なのか、狂気なのか?
とにかく鬼教官のレッスンは凄い、セクハラ、パワハラは当たり前の指導。
教官としての情熱なのか、狂気なのか悩む暇もなくグイグイと狂気の世界へ引きづりこまれていく。

鬼教官には、弟子を一流のミュージシャンに育てたが自殺へと追い込んだ前歴がある。
この教官には「愛」はなく、「完璧」を生み出すことが目標であったと考えれば腹に落ちる。

最後は鬼教官vs.若きドラマーの狂気のぶつかり合い(セッション?)となります。
ドキドキしてワクワクして最後まで楽しめる映画でした。

ストーリーも素晴らしいが、やはり鬼教官の鬼気迫る狂演はもっと素晴らしい。
音楽も楽しめて三度楽しめる映画でした。

またまた見逃していた映画を名画座で観れた。
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