whiskey

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのwhiskeyのレビュー・感想・評価

3.0
映像が素晴らしかったが、それ以外はあまり記憶に残らない作品だった。

以下、雑感。ネタバレあり。

前作は、下半身付随の元海兵隊の主人公がアバターと同期して、異星人たちと交流するうちに、地球人よりも異星人として暮らすことを選ぶ、そこまでの葛藤を描いていた。

今作は主人公がすでにその星の住民、民族として家庭を築いているので、元地球人であることの葛藤はあまり感じられない。なので、普通に宇宙人と地球人の宇宙戦争モノ。しかも超絶展開で前作とほぼ同じ敵役が襲ってくるので、前作の戦闘を再度見ているような気分になった。

今後カギになりそうな子どもが2人いて、その伏線は次回以降に回収されるのかな。主人公が地球人に戻りたいと考えるようになり、一方で敵役が異星人に共感を覚えるような展開なら面白そうだが、それもまた次回か。

観る側も勝手なもので、前作の立体映像に感銘を受けたら、それより凄い映像を見せられても既視感があって、初回より感動の度合いは薄めだった。
ただ、繰り返すが映像はさすがにきれいで迫力があった。

あと、みんなが指摘しているようにタイタニックやターミネーターにも似ていた。
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