1作目はなぜ面白かったのか。
哀愁漂う八の字眉毛のバツイチパパが大好きな一人娘を異国で誘拐されて激オコ→特殊部隊出身で常に冷静沈着かと思いきや映画史に残る暴走オヤジ炸裂、というギャップに萌えキュンしたからだろう。
逆に言うと、「娘が危機に陥らない限り面白くならない」ということ。
もう3作目だ。また娘を誘拐させるか?名探偵コナンじゃあるまいし…
よって仕方なく元嫁を殺して罪を着せてみた訳だが、話的にも観る側的にも今一つ盛り上がりに欠ける…だってパパの行動原理は常に娘だから。
娘を抱きしめるためだけになぜ大学を爆破するのパパ??っていう数々の暴挙には笑った。ここまでは面白かったんじゃないかな?
でもあそこでリスクを負って接触する必要はゼロだったね…(;_;)
他にも行き当たりばったりな作戦が多過ぎて違和感。娘を自分で危機にさらしすぎ。大切な娘にあんなもの飲ませるかね?(笑)
あとLAの高速を1週間封鎖してまで撮影したカースタントに謎の演出。主人公が無事に通過後なぜかコンテナ大横転!笑う!
Blu-rayの特典についてた「ウサギの穴」の解説が地味に面白い。拳銃はレシーバー、バレル、リコイルスプリングの3つに分解して別々に隠してあるそうです。勉強になったね!
結論:もし続編やるならやっぱり娘を誘拐させるべし!