みむさん

マン・オン・ザ・トレインのみむさんのレビュー・感想・評価

マン・オン・ザ・トレイン(2011年製作の映画)
4.0
公開時以来の2回目の鑑賞、U2のラリー・マレン・ジュニアの登壇つき。上映前後にステージにあがり、上映中は観客と一緒に鑑賞。贅沢な上映だった。

おじさん二人の数日間の思い出…😆
パトリス・ルコントの「列車に乗った男」のリメイク、オリジナルも観たけどほぼ同じだった。(ラリーが演じた役はオリジナルではジョニー・アリデイ)

教授と強盗、善き老人と悪党の中年、対照的な2人が偶然の出会いをし不思議な友情を育んでいく。
静かに普通の暮らしをする男、寡黙なアウトロー、お互いが自分はなりたくてもなれなかった憧れなので二人の眼差しが優しいんだよなー。

ドナルド・サザーランドのきゃぴきゃぴ具合がかわいすぎる。
ラリー演じる無口な男、このきゃぴきゃぴ爺さんと過ごすうちにだんだん穏やかな表情になってくんだよね。

オリジナルと同じくラストはどう捉えるかは観る人次第だな。