ぬーたん

北の国から 2002遺言のぬーたんのレビュー・感想・評価

北の国から 2002遺言(2002年製作の映画)
4.5
遅くなったけど、五郎さん(田中邦衛さん)追悼で、富良野・麓郷に行って来た。ニングルハウスも新富良野プリンス内も『北の国から』40周年と邦衛さん追悼で沢山のパネルが飾られていた。そして麓郷の五郎の家の中には遺影と共に地井さんとの2ショット。そこには沢山の花が置かれていた😢本当はパラグライダーを予約してて、富良野の空の上から『五郎さーーん!』と叫ぶ予定だったが、高所恐怖症ゆえ、怖気づいて直前キャンセル。一緒に跳ぶ決心をしてくれた旦那に『チキンだな』と笑われる始末。うーん、何か悔しいですっ!次回はリベンジしまっす👍
さて、『北の国から』大好きで何回も観てるけど、やっぱりオリジナルドラマが一番好き!ただ、俳優も同じで、特に子役だった2人がドラマと共に成長し、俳優として活躍し続けたからこそ、映画版もたくさん作れた。そのことが奇跡で、映画は映画の良さもあり、たくさん五郎さん一家を観れたことはやっぱり良かった。その映画版のラストが今作。『遺言』だもの。最後よね。それにしても、邦衛さんが亡くなって、これが完全に本当にラストになったということで、再鑑賞も感慨深く、泣けて泣けて😢
五郎はすっかり優しいおじいちゃんになり、孫の快を溺愛して、異常なほどの溺愛で以前は違和感あったけど、私も最近孫が出来て、クールな私と旦那がメロメロなんで、気持ち分かる~!孫って不思議な生き物なんよ。病院の検査では笑ってしまった。五郎の情けないとこがおかしくて!
ずっと頼りないダメ男だった純が、今作では初めて男らしいシーンがある。『もうコソコソしたくないんだ』と立ち向かう純は、長いこと視聴者の弱さを背負っていた存在だったからこそ、このラストで視聴者に光を与える。蛍は母となりますますしっかりと強く生きている。幼い頃からの2人の成長を見守り続けた視聴者は、ドラマと現実との境も分からなくなるほど、大人になった2人を見て心が熱くなるんだ。
それにしても、唐十郎の演技が凄かった!まさにトド!表情だけで五郎の魅力を語れる男。ラストにふさわしいが、流氷を歩く姿にはあまりにも圧倒されちゃった。五郎が霞むってーの。
結(内田有紀)も好きだけど、やっぱりシュウ(宮沢りえ)が好き!地井さんはやっぱり良いなあ、大好きでした😭
色々あったけどラストは良かった。
北海道の大自然の厳しさと魅力を伝えてくれた作品は、道民の私には嬉しく、ますます北海道が好きになった。特に富良野はいつ行っても美しく素敵な町で、麓郷は空気がピーンと澄んでて生き返る場所だ。
長い間、五郎さん、ありがとう。一番好きなドラマで、五郎さんは邦衛さんそのもの。サイコーでした!

※おやつは勿論、富良野のおやつ。フラノデリスのプリン!
※夕飯は富良野で購入したジャガイモやカボチャ、青い池近くの『歩人』で買ったベーコンとソーセージを富良野チーズ工房のチーズを絡めるチーズフォンデューで。フランスパンとヴィシソワーズ。全て美味しい。五郎さんの味だ!
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