ヒノモト

慶州(キョンジュ) ヒョンとユニのヒノモトのレビュー・感想・評価

4.2
最新作「柳川」が公開中のチャン・リュル監督の2014年の作品。
配信で観直しました。
過去作なので、短めの感想。

改めて良く出来てると思いました。
相変わらず、過去への邂逅のための旅の中で、過去と現在が地続きでつながる描写が秀一ですね。

そして、今作でも韓国語と中国語と日本語の翻訳の中から笑いが生まれたり、詩や歌詞から感じる距離と時間の隔たりを思い、巡らすゆっくりとした時間が心地よかったです。

パク・ヘイルさん演じる主人公の大学教授の特異な行動、春画、中国茶、古墳のある光景が、緩やかにつながり、過去の心象風景を浮かび上がらせるのが、映画の長さを感じさせなかったです。


filmarksにない大田原愚豚舎作品の新作感想と写真はブログにて。
https://ameblo.jp/hinomoto-hertz/entry-12785585036.html
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