狭須があこ

PKの狭須があこのレビュー・感想・評価

PK(2014年製作の映画)
4.4
うわーめっちゃ面白かった
「きっと、うまくいく」よりこっちのほうが好きです。

かなりメッセージ性が強いのと、くっそ長いのと、いきなり歌って踊り出すインド映画に抵抗なければ見たほうがいいよ

この監督、本当に完璧なストーリーを作る人で、100人に20人くらいはベストムービーに入れる系の映画作る人。
クセ強くって「きっと、うまくいく」とおんなじニオイがし過ぎてもう何回も「うわ!くっさ!これや!」ってなったけど(いい意味で言ってますよ)

だって基本的にみんないいやつだもん。人の話は割とちゃんと聞く、正しいと思ったら聞き入れる。
こんなうまくいくだろうか?
宗教ってそんなすぐ覆るんだろうか。
よくわかんないけど多分、インドっていうのは素晴らしい国なんですね。

映画前に注釈されてるだけあってガッツリ宗教に踏み込んでたけど、大丈夫なんかな。
頑張れインド!私は好きだよ(大雑把なまとめ)

主人公は前作のランチョーと同じ俳優で、やってることもランチョーみたいな破天荒なんだけど、パンフレット見たら俳優さんが書いてた「ランチョーとの一番の違いは宇宙人だということ」がめちゃくちゃネック。

宇宙人設定の部分がサイコー過ぎてほぼずっと笑い転げてました。
人間ってホント変な生き物よね!

でもPK、君の言うように宗教をシステムにすることができたら、それは宗教じゃなく政治と言うんだよ。

正直、見る前はちょっと気分が落ち込んでて、最初の方は「インド映画なんか見にくるんじゃなかった」と思ってたけど、最後の方なんかもう全部どうでもよくなってたもんな!

インド最高!
踊ろうぜ!

宇宙人は目は乾かないんですかね。目が大きいと悩まされると思うんですよ。ドライアイ。

あとヒロインはインド人の柚希礼音やなと思いました。
(成宮寛貴でもいいや)
ω←おくち
狭須があこ

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