『ここが次なる試練の場だ』
ジェームズ・ダシュナー(英語版)の小説を原作とした2015年のアメリカ映画のSFミステリー映画シリーズ
第2作品目
「メイズ(迷宮)をラン(走って)してないやないか」とツッコむこと請け合い
『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』
邦題にはご丁寧に「砂漠の迷宮」とサブタイトルしているが、原題は「The Scorch Trials(焦土の試練)」であるから、日本の映画関係者の方々もこれはマズイと思って邦題に無理くり「迷宮」と入れたことが予想される。。。
だが、しかし作中に「迷宮」は一切ない。予想はしていたが、無理やりにそこらをランさせている感がしひしひ伝わってくる。
さらに、まさかゾンビ映画になってしまうとは・・・これはもう笑うしかない。
あと、残念なのが、1作目にはあった「テーマ(目的)」が今作には感じられないということ。1作目は「謎の迷宮を抜け出し、自由を手に入れる」という分かりやすい目的があったから、ツッコミ所満載でもシンプルに楽しめた。
しかし、今作には一切の目的がなく、いきあたりばったりで行動している。なんだこの映画は・・・
そんな状況で、人体実験・ゾンビ・崩壊した街並み・腐敗した世界・幻覚パーティー・雷様の攻撃などなど、まだまだあったかもしれないが、正直どうでもよい。詰め込み過ぎて、違う意味でハラハラするわw
あと、WCKDの目的もRAの目的もはっきりさせて欲しい。何から逃げて何を目指してんの!?2作目なんだから、双方の目的と世界の事は教えてよ。トーマスとテレサは記憶戻ってんだろ?違うの?
3作目は・・・観ると思うが、怖い。2作品目がここまで駄作だなんて…