smithmouse

ラスト・デイズ・オン・マーズのsmithmouseのレビュー・感想・評価

2.2
ジャケだけしか見てなかったから真逆感染系の映画だとは!
火星で微生物発見したからオレは人間を辞めるぞψ(`∇´)ψ。

「誰にさよならを言うのか思い出せない」
生命が存在しない火星で間も無く地球へ帰還するタンタロス基地のシステム主任のキャンベル。しかし、赴任最終日に採取されたサンプルからバクテリアの痕跡が見つかり世紀の大発見の筈が、採取者はスタンドプレー後、事故に遭い行方不明になっていた。

「アポロ18」の火星版みたいな感じだけど此方はスケール大き目で基地内をあちこち感染者から逃げ回るし、しまいには外でも逃げ回る。
人間の活動範囲の限界と奴等の無制限さのギャップは少し怖かった。

ただバクテリアの謎のままの正体、全然わからない感染の仕方のせいでやっつけ仕事みたいな悪いスピード感が出てる。
バクテリアの存在感が無さ過ぎる。
コレは顕微鏡のゴミちゃうのん(−_−)?

取り敢えずセイバートゥースを演じたリーヴだけあって着ている宇宙服を破られもせず感染者を捨てゴロみたいに泥臭く倒していく姿は湿った煎餅みたいにノッタリと響いてくる。

火星を感じさせるロケーションと大小道具はかなりのレベル。
しかし、人間、ゾンビともに数が少なめでどうしようもなくボリューム不足。

プラダではなく宇宙服を着たゾンビの映画。
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