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キャプテン・マーベルのBaadのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
3.8
『マーベルズ』を配信で見たのがきっかけで見直しました。

感想、あんまり変わらないのですが、やはりキャプテン・マーベルとフューリーの性格は他のアベンジャーズのメンバーと比べると常識的でいいなあ、と改めて思いました。問題はキャプテン・マーベルが強すぎるということなんですが、まあ、話が複雑になり過ぎているので、こういう単純明快なヒーローもいいかな、と改めて思いました。(2024.3.7記)

*****

見る映画の基準を変えたら、ますますマーベル関係の映画ばかりになりました。

その中の見落とし、ということで、『エンドゲーム』にほんの数分ほど登場した『キャプテン・マーベル』です。

こちらの方が先ですが、同じ年の公開ですね。なんか、ギリギリ・セーフという感じですが、この映画を見ると、コロナ禍がなくても映画を取り巻く状況はすでに変わっていたことがわかります。

割とあっさりスッキリした作りの映画ですが、話の筋はわかりやすく見やすい。これを見ると退場するに至ったヒーローの退場せざるを得ない理由というのはなんとなくわかりますね。

とは言っても、その後の作品の内容は必ずしも豊かにはなっていない気もするんですが、宇宙に範囲を広げて昔ながらの映画を作るなら、普通に地球でコミック・ヒーローなしでやった方が面白いんじゃない?とは思いますね。
まあ、でも色々な映画監督に好き勝手やらせている新作群の方が話はこぢんまりしてるけれど、うん?それ娯楽映画で言っちゃダメよ、子供が勘違いするから的な引っ掛かりはなくてみやすいのは確か。

神様も少し使ってそれやってるのがインド映画ですが、アメリカは建国して500年も経ってないから難しいか・・・
イタリア映画も発掘すればアベンジャーズより面白い映画ごろごろありそう。

フューリーが持っていた謎の石の起源はわかったのですが、あの成り立ちで6つの石の一つになっているのはますます謎。

実は危険生物らしい猫ちゃん、サイベリアンぽかったですが、微妙に獰猛で可愛かった。

しかし、フューリーって変な人やものに好かれるのね。あと、人と対応する時に偏見が全くないし。初めて人間味を感じて好感度アップでした。
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