光

プリデスティネーションの光のネタバレレビュー・内容・結末

プリデスティネーション(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ネタのアイデアは非常に好き。
実は同一人物だったという真相は最高にCOOL!
タイムパラドックスの使い方も上手いしSF設定が素晴らしく秀逸。
ありそうで今までなかったネタだった。
よくここまで巧妙に筋書きができたなぁと感心します。
いろいろと真実がつながっていく爽快感が味わえたのはやはり描写が丁寧だったからだろう。
最大の難所を顔の火傷と性転換で攻略するムリヤリ感は仕方ないと思うが…
ただやっぱり真相が明らかになるオチの一発ネタであり、ストーリー全体の評価はあまり良くない。
特に序盤がダルすぎる。
オチだけの映画でテンポ悪いのもマイナスです。
爆弾魔を追う時空警察っぽい感じもほとんど感じられませんし。
ジャケットデザインとかからスタイリッシュなSFアクション期待していた。
主人公の半生を描くのに注力したおかげで事件がおざなりになっていた印象です。
アイデアは好きなんですが全体的にガッカリな映画ですね。
おそらくこれはリピートすることで評価が上がるタイプの映画だろうけどもう一回観る気にはなれないな。
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