しょうちゃん

スーサイド・スクワッドのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)
2.8
スーパーマンやバットマンでお馴染みのDCコミックスの悪役キャラクター総出演で贈るバイオレンス・アクション超大作。

世界崩壊の危機を前に、
人類の命運を託された悪党たちが、
人類の未来などお構いなしに好き放題に暴れる大暴走の行方を描く。

“バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生”と同じ世界を舞台にしていて、
スーパーマンの死によってこの先メタヒューマン犯罪の抑止力が失ったことから、
タスク・フォースXが結成される。
DCコミックスのヴィランが主役なんだが、
このメンバーで有名なのはジョーカーくらい。
ジョーカーも一緒に戦うのかと思いきや、
戦うことなくハーレイ・クインからみの出番だけ。
本筋とは特に関係ない存在だった。
たくさん登場するキャラクターなんだが、
キャラクターの説明に上映時間の半分も費やしている割に、
見所はハーレイ・クインだけで、
他のキャラクターは全く魅力なし。
タスク・フォースXを率いるのがアマンダ・ウォーラーなんだが、
ヴィランよりたちが悪く、
こいつがメインヴィランかと思えたりする。
メインヴィランの正体が「魔女」だったのは驚いたが、
原因が政府の管理下にあったエンチャントレスの暴走して、
政府の失態だという。
ウィル・スミスも悪党に全く見えず。
アメコミの見せ場でもある戦闘シーンも大味で楽しめない。
魔女の弟は不死身そうだったが爆弾であっけなく倒される。
テンションの上がるシーンがないアクションはつまらない。
しょうちゃん

しょうちゃん