これは現代最高のラブロマンスの一つではないだろうか?
イーロン・マスクが、「シスジェンダーという用語は差別用語だ。Twitterで見かけたら、誹謗中傷とみなして処罰対象とする」みたいな発言をしていて、なんだかなー、また裸の王様が頓珍漢なことほざいてるなー、とボヤキが出てしまった。商売で突出してうまくいくと、人は皆、自分は偉いんだと勘違いしだす。日本でもそうでしょ。
性的なカテゴライズは、時に相手の理解の助けになる。その上で、愛とは性差を超えて充分美しさを表現することは可能なんだ、とこの作品は教えてくれる。
開明獣は女の人しか愛せなくて、ゲイのセックスシーンが苦手なキャラクターだけど、本作に出てくるゲイのカップルのキスシーンを観て、なんと美しいんだ!!と感動したよ。
「荒野にて」を観て以来、アンドリュー・ヘイ監督の虜になった。その映像の見せ方は、繊細な感情を表すのがとても巧みで心を打つ。
人に寄り添う現代の名匠の1人。真逆にいるのが、アレックス・ガーランドかな。どっちも好きだけど、どちらも奇しくもUK出身なんだよね。
これだけの傑作が、ほんの少しの人にしか観てもらえてなくて残念!亜魔腐羅見放題で配信中です。