おしい、非常におしいと感じる作品。後半、そんな展開を用意しているなら、もっと伏線をはっておけば深みがでたのに・・・。
なんとなくハッカーとして才能のあった若者がなんとなくハッカー集団の一員になり、なんとなく世間を馬鹿にしていく作品、なのか?
彼らがやりたいことや、MRXの存在や、サイバー警察の存在感の無さや、なんかすべてが中途半端にうつる前半。パーティーアンセムで盛り上がり俺らサイコー、なノリを冷めながら見ていたので、没入感と感情移入もなし、恋愛もチープ。
が、それだけならここまでスコア出さなかったが、後半は少しびっくりするような展開に。詳細は見てもらったほうがいいが、前半とまったく血色の違う展開に戸惑う。ほぅ、と少し感心はしたが、前半が前述の通りなので、特にその評価を覆すほどではなかった。
唯一、警察の無能さには意味が持たされていたが、それも魅せ方としてはあまり好みではないかな。
BGMにMUSEぽい楽曲が使われたけど、それは雰囲気にあってて良かったな。※MUSEかどうかまでチェックしておらず。
もしお時間あるなら、前半我慢して見てください、とアドバイス。