いつだってやめられる 7人の危ない教授たち
現在開催中の"Viva! イタリア vol.4"で鑑賞してきました。本作は3部構成のうちの1作目。公開の順番は色々ありますが、まずは鑑賞できてよかったです。
リストラされた天才的神経生物学者のピエトロが、同じく職を奪われた各部門の専門家6人を呼び集めて、合法ドラックを販売するイタリアのコメディ。
イタリア語でのまくし立てるような会話は2作目よりは控えめで物足りなさも感じつつも、相変わらず笑えるシーンが随所にあり、ドタバタ感が最高、やっぱり何も考えずに楽しめる映画でした。
ひと癖あって抜けている計算化学者のアルベルトがやっぱり大好き、自らを犠牲にした人体実験やったり、それが原因で事故って血だらけになったり、この映画には欠かせない存在です。
登場人物の性格や背景の丁寧な描写、テンポのいい笑い、本作のすばらしい基礎があるから、2作目のスケールアップに繋がっているように感じます。こうなると、3作目か観たくなりますね。
