噂はかねがね聞いておりました。たくさんの方々のレビューを読ませていただき、ずっと観たいと思ってました。
噂どおりに面白い。
色んな方のレビューを読ませていただくうちに、なんだか「ブレーキング・バッド」っぽいな。と思っていたのですが、正にその通り。坂道を転がり出したら勢いついて止まらない。ブレーキが効かない転落っぷり。
後半は後半で「ハングオーバー」っぽい雰囲気に。あれだけ破茶滅茶にやっといて、最後は得体の知れぬ爽快感。オチのつけ方がお上手でした。
三部作通しての感想は、安定した面白さ。終始コメディタッチなんですが、薬の専門知識をあんなに多様されると妙な説得力とリアリティが生まれ、ぐいぐい物語に引き込まれてしまいます。
特に2作目は1作目と比べパワーアップされ、7人の教授から3人増えて、10人の共犯者になったにもかかわらず、登場人物がそれぞれ粒立てて描かれており、そして尻上がりに加速して行く脚本の面白さはお見事でした。
3作目は良くも悪くもまとまった感じ。3部作の最後なので仕方がないのですが、2作目と比べてると、振り幅が小さい展開に…
でも仕上がりとしては申し分なし。伏線回収とは少し違う、シリーズ全体の繋がり方に思わずニンマリ。3部作通してとても見応えのある作品でした。
きっとフォロワーさんのレビューを読んでいなかったら出会えなかった作品。
今後も皆さんのレビューを参考に、良い作品に出会えることを楽しみにしています。
