これは、久々に観て満足できる怪獣映画だ。何よりも、創り手のゴジラにいや、特撮全体への愛情が溢れ出てる作品だった。流石、庵野・樋口コンビ。
どうせ、口うるさいオタク共がなんやかんや言うのだろうが、そんなのは無視で良い。
途中からエヴァになってるのも、ボクにとっては全然アリだ。何しろ、ゴジラと日本の戦いだ。
でも、相手が怪獣じゃなく、外国の脅威だった場合、やはりこの国の中枢は、オロオロとしてしまうんじゃないか?と思わせる場面が随所に。
結局の所、先の大戦で国を誤った体制以来、何一つ踏み出せていないじゃないか!を考えさせられる。
一昨年のハリウッド映画のゴジラよりも数段勝る作品である事は間違いない。#filmarks2016