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シン・ゴジラのyunaのネタバレレビュー・内容・結末

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

辛口サイトのロッテントマトが邦画に84%という高評価を付けるのは珍しいと感じ、興味本位の初ゴジラ!
高評価なのは、サブタイトル通り現実と虚構のコラボと日本の抱える社会問題の具現化が上手かったからかな〜と思います。

ゴジラがリアルに東京を侵略します。
ゴジラが最初に地を踏んだのは私の生活圏だった蒲田駅(めちゃ治安悪い)、そこから品川駅に向かう途中の京急北品川駅も馴染みのある駅だったので列車が飛ばされたシーンは思わす声が出ました(笑)
その他東京のあらゆる場所を壊して行きますが、とりあえず京急ユーザーの方がいましたら是非観てみてください!(笑)

あとですね、ゴジラ初期形態がきもっっっち悪い!!!私には生理的に無理な気持ち悪さでした:;(∩´﹏`∩);:

まあ、見た目は置いておいて(笑)
ゴジラが放射線物質の塊という細かな設定って昔なら考えもつかなかったですよね。
日曜朝のヒーローシリーズの最後に巨大化する敵の正体がよりはっきりした"生物"になったという感じ。

そんな中、政府がゴジラによる人的物的被害に立ち向かう。
とりあえず石原さとみは相変わらずの美人で目の保養でした😌
そして日本人だったらお馴染みの現実空間でのリアルな演出。
そこで感じたのは日本国民しか分からない国民性。アメリカの傘にあることを卑屈に思ったりしてることをこの映画は訴えている。正直、日本って世界で相手にされませんしね。でも事実だと思うので仕方ない。
そんな日本を客観的に捉えている点は感心でした!
ですが割れ物注意のセンシティブな現実を映像にしたこと、言い換えるとリアルを追求する限度と難しさを感じました…
原発、国政云々は確かに重要問題ですが、現実味が強くて娯楽として映画を素直に観れなかったです(..)
つまり個人的に"虚構"だけで楽しみたかったです。この映画の売りである"現実"が私には少し重かったです。
だから評価が本当に難しい〜〜😂
ゴジラとしては映像はすごくリアルでよかったので!

直面するのは日本という国の世界的弱さ。
しかしプライドを持って国民を守るために尽力する人の姿はとても良かった。
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