MotoharuMiwa

ディオールと私のMotoharuMiwaのレビュー・感想・評価

ディオールと私(2014年製作の映画)
3.8
8週間という長くない撮影期間だったようだが、ドキュメンタリーとしてはかなり素晴らしい出来だった。

最も評価したいのは、DIORでのラフシモンズ初のオートクチュールのショーの舞台裏を映画にできたところ。
今までのDIORではオートクチュールという特別なコレクションは「表」しか見せず、舞台裏はほとんど見せることがでなかったし、ラフシモンズのファーストコレクションが酷評される出来の悪いコレクションになるかもしれないというリスクがあったにもかかわらず、
撮影が許可されたのは本当に素晴らしい。
LVMHアルノー会長、当時のCEOトレダノさんに感謝を伝えたいw

ラフシモンズも繊細で気難しいアーティストらしいキャラ対照的なラフの右腕存在もいい撮り方をしている。

ラフシモンズには来日の際に一言だけ会話?をしたことがあるが、この映画と全く変わらない愛想のない感じの悪いデザイナーでしたw
この映画の描き方は本物ですw
MotoharuMiwa

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