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クリード チャンプを継ぐ男のryodanのレビュー・感想・評価

4.1
ロッキーシリーズは、ドラコとの対戦依頼見てない、見てても全く憶えてない。米ソの代理戦争が如き描き方で白けてしまった。「ロッキー」の大ヒット作に続けとビッグバジェットで快進撃を続けるスタローンとロッキー・バルボアの乖離が大き過ぎてスタローンから離れてしまった。ただボクシング映画に駄作なしの持論がある以上、見た方がイイとは思っていたので思い切って見てしまいました。しかも監督が「フルートベール駅で」の監督。少しテンションが上がりました。とにかくロッキーの枯れ具合が見事!これを待ってたんだよ。流れは王道にして正統派。若き頃のT・クルーズの青春モノの流れとたいして変わらない。だからすごく冗長で集中力が切れてしまう。ただ「ロッキー」、「ロッキー2」のあの感動を強烈に匂わせるシーンは、さすがに涙腺が緩みます。個人的には今作でロッキーシリーズが完結したなと思ってます。これからはクリードが主役。見るかどうかは分からないけれど(笑)。
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