エイリアン：コヴェナントのjigsawのネタバレレビュー・内容・結末

知る人ぞ知る｢プロメテウス｣の続編的位置に当たる作品。
タイトルに｢エイリアン｣と付くだけにおれ同様エイリアンマニアの人なら食い付いてしまう分、観た後に賛否両論激しく別れるはず。

前作同様、エイリアン自体には主軸をあてがっていない。何故エイリアンという存在が誕生したのか、どこで？いつ等の謎が種明かしされる感じ。
肝心のウォーリアタイプをイメージさせるゼノモーフはクライマックス近くにならないと姿を披露してくれない。
その分、今回のカギとなるネオモーフがその驚異と気味悪さを存分にアピールしてくれる。人体から誕生する際も従来のウォーリアの様にチェストバスターを介さず、既に成体の形をして腹を食い破る。動き、声、尋常じゃない素早さ、色…全てにおいて気味悪さを感じる事が出来る。
エイリアンマニアならまた1つ加えておきたい造形。
そして、耐え忍ぶ事約2時間弱辺りで、ようやくゼノモーフが姿を見せてくれるが、｢エイリアン1｣を思わせるラストの戦いは必見(割とあっけないが)！

｢プロメテウス｣派ならおそらくハイスコア、｢エイリアン｣派ならその逆になるであろう今作。