パブロ・エスコバル。
慈善事業などで民衆に愛されかならも
政府を相手にテロ活動をしていた
極悪非道の麻薬王。
そのエスコバルの姪マリアと恋に落ちたカナダ青年ニックの直面する組織の闇を描いた作品です。
パブロにも、ファミリーにも祝福され順風満帆な2人のはずでしたがとんでもない悲劇が待ち構えてます。
90年代初頭はまだ麻薬カルテルの中心はコロンビアでした。
コロンビアにはコカの葉が自生していて、その葉から作られるコカインで組織は多くの富を得ていました。
パブロ・エスコバルは世界長者番付で7位にもなった事があるんです。
出会った頃にニックはマリアに「エスコバルの資金源は?」と聞くとマリアは何の後ろめたさもなく「コカインよ」と満面の笑みで答えたシーンにニックさながら私も慄いてしまいました。
ファミリーを大切にする所をみるとまるでコロンビアのゴッドファーザーみたいでした。
そして裏切り者や敵に容赦ない所も。
近年、麻薬カルテル関係の映画やドラマが賑わってますね。
近日公開の『ボーダーライン』や『カルテル ランド』も楽しみです。