なみつ

グレイテスト・ショーマンのなみつのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
3.3
ふつう、というのが感想です。たぶん、ミュージカルと呼ばれる映画とそうでない映画に求めるものが、私はあまり変わらないからだと思います。楽しみ方を心得てないだけかも。

いろんなメッセージを、音楽と共に。
半生を切り取った映画だけあって、長年生きてきたと感じる歳に自分もなっているだけあって、さくさく胸に刺さるセリフがたくさんありました。
・気楽は進歩の敵
・自分の耳より、世間の評判を信じる
・観せているものは偽物でも、観客の笑顔は本物
・それでも一度は本物を見せたい

などなどなど、いろいろありすぎてけっこう忘れてしまいましたけど…
あと序盤でバーナムさんが自分をプレゼンし始めたところ、「私には、今の作業では発揮できないアイデアと技術があり」うんぬん、という、あのくらいの気概が、ある人でないと何かを成し遂げることはできないんだろうなと、思い知らされました。

歌がほんとうに好きでした。どの曲もメロディーが心地よく耳に響いて残る。何度も繰り返し、少しずつ形を変えて畳みかけてくる。

奥さんもリンドも大好きな女優さんなので、美しさに惚れ惚れしてしまいました。
ヒュージャックマンもやはりすごいね。歌はもちろんのこと動きのキレもほんとうに観ていて気持ちが良い。一般人の格好をしても体格の良さ(溢れ出る筋肉感)がまったく隠せてない(尊敬しています)。

そして。あの娘ちゃんたちの尋常じゃないかわいさはなんだったのか、、、!これまでの映画人生1位と言っても過言ではないくらいの愛らしさ!!しかも踊れるときたもんだよ。

そういえば小さなことですが、子供時代の2人は手紙のやり取りをしてたけど、あの時代って読み書きできるのがふつうだったのかなというのが気になりました。チャリティはわかるけど。

最後に。でも象と木だけはどうしてもよくわかりませんでした。特に木。かわいいけどね。
なみつ

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