「パパ、私、街に出たの。
探しに来ちゃダメだよ。」
ニュースでは、世界的な感染症について話されていました。
街には家にいるように外出禁止令の放送が流されました。
感染者には、一時的に鼻がよくなる期間があり、それによって人間の居場所が分かってしまいます。
アーノルド・シュワルツェネッガー扮するバーン医師の娘:マーガレットは傷を受け、感染が確認されました。彼女はバーン医師の娘ということから、家に帰されますが、1週間後には病院へ戻らなくてはなりません。なぜなら…
シュワルツェネッガー主演のゾンビ映画です。
リアリティを出すためか、終始暗い映像で、淡々と進むので切ない印象の映画でした。
ゾンビ映画としてのホラーな部分を出すよりもヒューマン映画としての作品にしたかったのでしょうか。
しかし、それが良い方向に行くというより、退屈になってしまった感があります。
ゾンビ映画は、もっとエンターテイメント性を持たせた方が面白い作品になりそうですね。それが脅かし系のホラーであっても、コメディ的になったとしても。
この映画では、不治の病であるゾンビのウィルスに感染した娘とその父親や家族のヒューマン・ドラマとなっています。
「わたしには、もう、無理だから。」