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ピンクとグレーのnexus7のレビュー・感想・評価

ピンクとグレー(2016年製作の映画)
4.1
二人の親友がそれぞれの道を進む青春映画。

少年の引っ越しにより、男子二人と女子一人の仲良しグループが誕生。
やがて女子が引っ越すが、男子二人は親友として高校生となる。
しかし、二人は芸能活動をきっかけに、光(成功)と影(挫折)の関係となってお互いの道を進む。

ここまではよくある話しであるが、ここで影が光となる。
相手を演じることで大事なことに気づく。
これもよくあるお話。
ネタバレになるので・・・

ここからは監督のオリジナル、演出のテクニックのみならず二人の空白を埋める構成となる。
監督の仕掛けが始まる!
ラブストーリーも絡む、芸能界の影らしいものも少し描かれている。
後半はグイグイと引っ張られていく。

少々混乱もするが、爽やかな青春映画だと思う。
青春を卒業した方々にも、ぜひ観ていただきたい映画です。

原作は未読、Filmarksの試写会で観る。
行定監督のトークショーでは、丁寧な解説(ネタ披露も)があり映画を二度楽しめた。
中身の濃い試写会&トークショーでした。
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