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SPY/スパイのkenのレビュー・感想・評価

SPY/スパイ(2015年製作の映画)
4.1
007の女性版と言いたいが、残念ながらおばさんスパイのスーザン(メリッサ・マッカーシー)が主人公である。しかし、諜報活動は一流で凄腕なところが驚きの連続で応援してしまう。アクションコメディだが、スパイ映画として立派に完結している。

スーザンは元々CIAの現場エージェントを願望していたが、実務は内勤分析官となる。エージェント、ブラッドリー (ジュード・ロウ)に遠隔操作による赤外線反応で敵の位置を的確に知らせる。そして、逃げ道を誘導しターゲットの情報収集を行う後方支援が役割なのだ。仕事中のウキウキした雰囲気より、イケメンの彼を好きなことは疑う余地がない。

ところが、ブラッドリーが隠しカメラの前で殺されてしまい、自ら志願して遂にエージェントに挑戦する。スーザンは嬉しくてしょうがない。新人にて上司の指示は変装して情報収集のみだが、愛する?ブラッドリーの為、結構深入りして本格的にスパイ活動をしてしまう。大いに笑えるシーンと派手なアクションが入り乱れ、実に面白い作品に仕上がっている。
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