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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇のkenのレビュー・感想・評価

4.3
父親が経営する南アフリカのライオンファームにロンドンから引っ越してきた11歳のミア。クリスマスに誕生したホワイトライオンの赤ちゃんチャーリー。彼らが共に成長していく姿がドキュメンタリー風に撮影されている。

ライオンも赤ちゃんの時は可愛いのだが、大きくなってくると大型犬の比じゃない。百獣の王と言われるだけあって、貫禄があり図体も半端なくデカイ。チャーリーとミアの信頼関係が築かれていく過程では、言葉は通じないものの固い絆で繋がっている様子が伺えた。

父親に反発するミアだが、真実を知ると正しいと思った道に突き進む勇気が実に素晴らしい。チャーリーを信じて最後まで共に行動する姿に感動する。

100年前は25万頭いたライオンが今では僅か2万頭だという。保護しなければ絶滅しかねないのだ。この美しい地球を守るということは、共に生きる動物達の命も保護するということだ。それは人類に与えられた使命だと思う。
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