オープニング音楽からして「007」で、これはその裏返しパロディ。
スマートなイケメンに対して、太ったおばさん、華麗に世界を股にかけるエージェントに対して、サポートの内勤などだ。
しかし、その主人公がひょんなことからエージェントとして活躍するという痛快な物語だ。
それなのに、なぜ日本未公開?主演のメリッサ=マッカーシーは『ブライズ・メイズ』から目立ってたし、『デンジャラス・バディ』でも光っていた。
ジュード=ロウもジェイソン=ステイサムも全力でコメディに出演しているし、下品なネタもあるが面白い。
何よりも、メリッサ=マッカーシーが魅力的に見えてくる。
親友が、ノッポでブスというのもいい。それも格好よくなってくる。
007への愛も感じられるし、ジェイソン=ステイサム映画への客観性も笑える。
観てよかった。