Amber

アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームスのAmberのレビュー・感想・評価

3.8
先日、愛犬を亡くしたところだったので、主人公の初めのシチュエーションに共感しました。

夫を亡くして愛犬ヘーゼルと暮らしていた70代のキャロル(ブライスダナー)。
いつも寄り添って、一緒にいることを喜んでくれるヘーゼル。調子が悪くなってあっという間に亡くなって。
ヘーゼルを亡くすと、生活は一気に色褪せて見える。

そんな折、自宅のプール清掃の青年と親しくなり、過去に仕事にしていた歌への情熱を思い出したり、人生の活力を少しずつ取り戻す。
少し立ち直りが早いような気もしたけれど、それはストーリーの展開上仕方ないのかな。

そしてウマが合うと思える、素敵な男性と出会う。
夫を亡くして20年、ようやく男性との関係を構築して、これからうまくいくのかと思いきや…。

人生はままならないことばかり。
大切な存在を失う辛さは計り知れない。
それでもなんとか生きていかなければならない。
友人や娘など周りの人に支えられながら、自分の人生を生きているキャロルに力をもらいました。

ブライスダナーは、言わずと知れたグィネスパルトローの母親で、作品の中でも若い頃の写真が出てきますが、若い頃の方がグィネスに似ていました。
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