しげたに

黒衣の刺客のしげたにのレビュー・感想・評価

黒衣の刺客(2015年製作の映画)
2.8
8世紀後半、唐代の中国。隠娘が13年ぶりに家族の元へ帰ってくる。道士・嘉信の元で暗殺者として育てられた彼女は、元婚約者である田委安の暗殺を命じられたのだった...。豪華絢爛な中国建築の中で描かれる武侠映画。

うん、眠かったです(笑)
きらびやかな調度品や荘厳な中国建築は見ていてとても満足だったのですが、はっきり言ってそれだけの映画でした( ̄▽ ̄;)

なんと言ってもセリフが少ない!
あったとしても1人1人がベラベラと長ゼリフを言ったり訳わかんない漢字(人名や地名)が一杯出てきたりで、話の流れが丸っきり分からなくなり、結果、瞼が重くなってしまいました(笑)
普段は吹き替え版での視聴なのですが、本作は字幕版のみという作りも痛かったのかも。

あと、タイトルに『刺客』とあるので派手な格闘シーンがあるのかな?と期待したのですが、まぁ言っちゃあなんですが、主人公のアクションシーンは残念なものでした(笑)刃物を振り回すスピードもキレも全く感じなかったです。そこんとこカメラワークとか演出面でカバーしないの?とか思ってしまいました(^^;
まぁ不自然なワイヤーアクションを使ってなかっただけマシかな、と思うことにしよう(笑)

豪華絢爛な中国建築に興味のある方、主人公の残念なアクションシーンも優しく流せる方にオススメの映画です。
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