塚本

スター・ウォーズ/最後のジェダイの塚本のレビュー・感想・評価

1.5
コアなファンが、、とか新時代の、、とかどうでもいいんです。

これは映画作品として、大失敗なレベル。

もう、いちいち突っ込んでいく気も起きない。

細切れのどうでもいいようなエピソード(ミッション)が下手な編集で最後まで細切れのままの印象(ちなみに旧三部作に於ける最大の功労者の一人は、編集技師のマーシア・ルーカスさんだと思うんですね)。

……

結果としてディズニーは、『スター・ウォーズ』シリーズは、基本的には旧三部作で描かれたことのバリエーションしか「許されない」という奇妙なジレンマに陥ってしまった中、遂に自家中毒を患ってしまった。。。
スカイウォーカー・サーガを断ち切っても、ライトセイバーを棄てても、レイが◯◯◯だったとしても、です。
伝統を力ずくで破壊しても、新しい秩序は生まれ得ない。

目に麗しいマーチャンダイジングに基づいたキャラクターとガジェットをダラダラ画面にぶち込んで、権利ホルダーとしてロイアルティでがっぽり…って…そろばんを弾いている図しか浮かばんです。

亀(旧三部作)に決して追いつけないアキレスのように1・9999……の無限ループの中に「スター・ウォーズ」は彷徨い始めた感じです。
塚本

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