ざきこー

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのざきこーのレビュー・感想・評価

5.0
【ついに壮大なサーガの終焉・・・時を越えて共にあるジェダイの心】

1978年の日本上映から41年、ついにスカイウォーカー・サーガと呼ばれる壮大なストーリーの終焉を迎える第9作目。

これはこの作品に対するレビューというよりは、このシリーズを愛し、
途中からですが、同じ時を共に過ごした作品への想いが詰まったレビューになります。
もはやレビューですらない内容かもしれません笑

父がエピソード4からのファンで、その父に何も知らないまま映画館について行って
初めて観た洋画がスター・ウォーズエピソード1でした。

独自の世界観、初めて観る異世界、臨場感の溢れるポッドレース、
眩いくらいに鮮やかで息もつけないほどのライトセーバーでの戦闘、
師との出会い・別れ、それらの全てに衝撃を受けたことを今でも覚えてます。

そこから、僕のスター・ウォーズとの歩みが始まり、それも気づいたら20年。
ついに3世代に渡って繰り広げられたスカイウォーカーの物語に1度区切りをつける作品に辿り着きました。

やはり何度聴いても痺れるファンファーレ。
オープニングに響くあの第一声、これをリアルタイムで聴けることができて本当に良かった。
随所に光る洗練された楽曲が、過去のシリーズを想起させ、より集大成を後押ししてたように思います。

あとはファンの心をくすぐるニクい演出の数々。
人によっては古参に媚びてると感じる(もしくは「さすがに無理ない?」と思ったりする)方もいるかもしれませんが、
X-ウィングが出てきたり、とあるキャラが出てきたり、とある場所が出てきたりなど
その度に胸が熱くなりました。

あと良いな、と思ったのはベン・スカイウォーカー。
実は一番人間味のある存在なんじゃないかと感じる。
「やるべきことはわかってるんだ、でもやりきれる自信がない」(ニュアンスで書いてるので違ったすみません)
このセリフからも分かるくらい、とにかくこの直近3部作を通して彼はずっと葛藤していたが、
その葛藤からも下手くそながら解放されたことになんとも心が震えました。

最後まで頑張ってくれたルーク、ハン・ソロ、レイア姫、チューバッカ、R2、C3PO、
名前を言ってはいけないあの方、久しぶりに登場のあの方などなど
数え切れないくらいの感動をありがとう。
あなたたちがこの時を経て同じ時の中で観ることができたことを僕は忘れないです。

ありがとうスター・ウォーズ!May the Force be with you "Forever"!!


ただね、気になるシーンはたっくさんあったよ!
ということだけは書き添えておきます笑
ざきこー

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